長年使用された MAKITAのインパクトドライバー6954。
動作自体は問題ないものの、オークションで購入し、中身の状態などがわからないため、メンテナンスを行うことにしました。
実施した内容は以下の通りです。
- ハンマー部分の分解清掃
- ハンマー部のグリスアップ
- モーター部分は分解せず、既存グリスの確認と追加のみ
結果として、グリスがかなり黒くなっており、量も少なめだったため、追加して正解でした。
今回メンテナンスを行った理由
6954はコード式で耐久性も高く、
多少ラフに使っても壊れにくい印象があります。
しかし、
- インパクト音が少し乾いた感じになってきた
- 打撃が若干荒くなった気がする
- 購入後しばらく内部メンテナンスをしていなかった
こうした点が気になり、ハンマー部のグリス状態を確認する目的で分解することにしました。
分解前の注意点
分解前に、必ず以下を守ります。
- 電源プラグを抜く
- 作業台の上で行う
- パーツを無くさないようトレーを用意
- 写真を撮りながら進めると安心
※分解は自己責任になります。保証が残っている場合は注意してください。
6954 ハンマー部分の分解手順
ここからは、実際に行った分解手順です。
① 先端のビットを外す
まずは六角ビットを取り外します。
基本ですが、これを忘れると後の作業がやりにくくなります。
② アルミ製ハウジング(ギアケース)を外す
先端側のネジをプラスドライバーで外します。
- ネジは1本
- 固着している場合があるので、なめないよう注意
ネジを外したのち、ネジで止まっていた金具を外すないしずらします。
そのあと、ハンマーケースは逆ネジで絞められているので、時計回りに回転させると外すことができます。

③ ハンマー部の取り外し
ケースを外すと、ハンマー機構一式が見えます。
- ハンマー
- アンビル
- スプリング
- ワッシャー類
順番を間違えないよう、外した順に並べるのがおすすめです。
全部外すと本体側は以下のような感じになります。
グリスをすべてふき取ると、ネジが4つついています。
このねじを外すことで、スイッチ部分の外装を外せ、モーターにアクセスできるようになるようです。
自分はネジみつからないとあきらめてグリスアップをしてしまったので、モーター部はメンテナンスしませんでした。

ハンマー部の状態チェック
分解して最初に感じたのは、
👉 グリスがかなり黒くなっている
という点です。
- 金属粉が混じって黒く変色
- 全体的にグリス量が少なめ
- 乾いている部分もあった
これは打撃音が変わってきた原因として納得できました。
ハンマー部のグリスアップ作業
① 古いグリスを拭き取る
ウエスやキッチンペーパーを使って、
- 黒くなった古いグリス
- 金属粉
をできるだけ拭き取ります。
※完全に除去しなくてもOKですが、溜まりすぎている部分は除去します。
② 新しいグリスを塗布
今回は耐熱・耐摩耗性のあるウレアグリスを使用しました。
- ハンマーの打撃面
- アンビルとの接触部
- 可動部分
に多すぎない程度に、しっかり塗布します。
モーター部分について(今回は分解せず)
今回はモーター部分の分解は行いませんでした。
理由は、
- 動作音に異常がない
- ブラシ摩耗の兆候もない
- 不要な分解リスクを避けたかった
ためです。
元に戻して動作確認
分解と逆の手順で組み立て、電源を入れて動作確認。
結果は、
- インパクト音がマイルドに
- 打撃がスムーズ
- 無駄な振動が減った印象
グリスアップの効果をはっきり体感できました。
6954のメンテナンスをして感じたこと
MAKITAのインパクトドライバー6954は、
構造が比較的シンプルで、メンテナンスしやすい機種だと感じました。
- 定期的なグリスアップは効果大
- 異音が出る前の予防整備が重要
- ハンマー部だけでも分解する価値あり
まとめ:定期的なグリスアップで6954はまだまだ使える
今回のメンテナンスで、
6954はまだまだ現役で使える工具だと再確認できました。
- ハンマー部のグリスは意外と劣化している
- 黒くなっていたら交換・追加のサイン
- 分解手順を守れば難易度は高くない
長く使っていきたい工具だからこそ、
これからも定期的に状態を見ながらメンテナンスしていこうと思います。




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