屋上簡易防水塗装のまとめ

DIY

6年程前にDIYで屋上簡易防水塗装をしました。当時すでに雨漏りがしていて、原因がわからなかったためとりあえず防水塗装を行いました。それから7年たち、雨漏りや軒天の爆裂がひどくなってきました。再度、防水塗装をすることにしました。

前回と違い、今回は天井が雨漏りで腐ってしまい。天井が見える状態になっているため原因もわかりました。原因は天井のコンクリートに水が全体的に沁みてしまい、雨漏りしているようです。

ひび割れなどから雨漏りしているものと思っていましたが、面で漏れてそうです。

こうなると、クラック補修などでは治らないので、屋上の防水が必要になります。

前回の塗装の状況

6年前の塗装の前後は以下のような感じでした。

元はおそらくウレタン防水がされていましたが、塗膜が薄くなり、ほこりなども堆積していました。

前回は、高圧洗浄機で洗浄した後、日本ペイントの屋上防水塗料を塗りました。

屋上防水 比較画像 : 和歌山 釣りブログ
塗料日本ペイント 水性屋上防水塗料セットニッペ 水性屋上防水塗料セット グレー 17KG|塗料・補修用品 塗料 防水・防カビ0.作業前こけや泥がついて真っ黒でした。(最初はこういう屋上なのかと思いましたが洗浄するとすべてあらい流せました。)...

屋上の状況の事前確認

まずは、屋上の状況を確認しました。

塗装自体は残っていそうですが、一部クラックが発生して防水が切れてそうな感じです。また塗膜が薄くなって漏れているのかもしれません。

思ったほど塗料は剥げていませんでしたが、水たまりが発生しやすいところ?から漏れるのでしょうか。ぱっとみ雨漏りがしそうなところというとひび割れくらいしか思いつきませんでした。

屋上簡易防水塗装のだんどり

  1. 屋上の清掃
    通常であれば、高圧洗浄機で洗浄して汚れを落とします
    しかしながら、屋上を見た感じそれほど汚れてなさそう。水道もないのと、機材も持っていないので高圧洗浄はかなり大変..。ということで、今回は高圧洗浄なしで試してみることにしました。
    前回は高圧洗浄をして、2,3年で漏れて6年目には防水がほぼきれてしまったので、それくらいもてば洗浄しても大してかわらないことになります。
    個人的には..シーラーを塗るのであれば、よほど汚れていない限り洗浄不要では?と思っています。
  2. ひび割れへのモルタル塗り
    前回は、モルタルを塗った後、高圧施錠をすると、モルタルがはがれてしまいました。
    そのあと、コーキングをしました。それでも5年持ちませんでした。今回は高圧洗浄をせずに、モルタルを塗ったうえから塗装することにしました
  3. シーラーの塗装
  4. 屋上簡易防水塗料の塗装

上記の段取りで、3日くらいの作業ボリュームと見積もりました。

屋上簡易防水塗装の事前準備

最初は箒で履いていましたが、箒の先が散ってそれがゴミになるので掃き掃除はやめることにしました。

掃いてもそれほどほこりなどもでず、平屋上なので雨水などで高圧洗浄されている状態のようできれいな状態でした。

クラック部分に、ハイフレックスを薄めたものを塗布しました。

その後、ハイフレックスを混ぜたNSゼロヨンをひび割れの上に塗っていくことにしました。

13時半~14時半の約1時間程度で完了

屋上簡易防水で使用した塗料

今回は、アサヒペンの水性簡易防水塗料を使用しました。

下塗りに使ったシーラーはこちら

下塗りの開始

上記のシーラーを塗っていきます。

14時半~17時半:

4lの水性管理防水塗料のシーラーを3缶購入しましたが、結局、1缶半で足りました。

1缶で20mm2~40mm2のようで過去、防水の見積もりを取った際60mm2とあったので規定の最大量くらいの面積が塗れたようです。

前回はかなりシーラーが吸われてしまい、最後はうすめました。6年前の塗膜もまだ生きている部分があり、吸収が少なかったのかもしれません。3時間程度で無事完了しました。

シーラーを塗った部分のモルタルはカチカチになっていました。

シーラー塗布後の雨

シーラーを塗り、中塗りをする前に雨が降りました。シーラーは防水効果はありませんでした

屋上簡易防水塗装 中塗り作業

10時半~11時:シーラー補修

前日に、下塗り後、雨も降ったので、雨漏りのひどい箇所は念のためにシーラーも半分残っているので塗っておくことにしました。

11時~14時:中塗り開始

シーラーは薄くて伸びやすかったですが、防水塗料は、粘度が高く塗りにくい感じでした。

もしかすると、滑り防止の砂などもふくまれているからかもしれません。日本ペイントの屋上簡易防水塗料も同じでした。

ただ、ひび割れにも入って埋めて行ってくれます。モルタル塗りをしていなかったひび割れも結構ありましたが、きちんと埋まっていってくれました。

2缶くらいかかるかなと思いましたが、1缶半を使用。だいたい3時間程度で中塗りが終わりました。

ただ、半分残っていてももったいないので一度塗りで埋まらなかった部分を重ね塗りしておきました。

15時完了(補修など含めてだいたい、4時間半程度でした)

中塗り後の雨

中塗り後に、また雨が降りました。中塗りをすると防水効果があり、雨漏りが治りました

屋上簡易防水塗装 上塗り作業

12時半~15時:上塗り開始

中塗りも完了していたため、少な目で1缶で塗り終えました。

まとめ

3日かけて何とか屋上防水塗装が完了しました。

塗装見積をしたところ、80万くらいする工事でしたが、自分で作業すれば5万ですみました。

もちろんDIYなのでプロがやるような手間暇や安全対策なども省略できるのでその辺の差だと思います。

その分、耐久性に影響が出る可能性が高いのでどれくらいもってくれるかはこれから見ていきたいと思います。

プロにやってもらっても、塗装の保障は10年くらいが多いので、前回のように5年程もってくれれば御の字だと思います。ただ、次回は雨漏りが再発しだしたらすぐに防水塗装をするようにしたいと思います。

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