火災報知器(Panasonic SH4500)の電池の交換

DIY

火災報知器(Panasonic SH4500)の電池が切れてしまいました。

安く済ませる方法について考えてみることにしました。

正規の電池の交換方法

交換しようと電池を探しました。使われている電池は CR-2/3AZ (3V)で1200円もします。

サードパーティー製?YUFEEI SH384552520 専用 住宅用火災警報器交換用電池 CR-2/3AZ 3V リチウム電池 [PSE認証済]

YUFEEI SH384552520 専用 住宅用火災警報器交換用電池 CR-2/3AZ 3V リチウム電池 [PSE認証済]

というものでも700円ほどするようでした。

サードパーティー製であれば、まあいいか..という値段ですが。正規品を買うくらいなら新品の火災報知器をかっても+1000円くらいだしな..と思い。安く済ませる方法を考えることにしました。

CR-2/3AZが高い理由

CR-2/3AZが高い理由はおそらく..。正極と陽極にスポット溶接でケーブルを取り付けているからかなと思ったので、ついていないものを探しました。

すると、カメラ用リチウムイオン電池 CR-2という、ケーブルがついていない電池がありました。
電圧も3Vということがわかりました。だいたい1つ300円程度で売っています。

同じ電圧であれば、基本動かないことはないはずなのでこれで代替できないかかんがえることにしました。

CR-2とCR-2/3AZの違い

物が到着してくらべたところ、電圧は同じで、電池のサイズも同じだろうと思いましたが、電池のサイズが違いました。あとは、想定通り、ケーブルが付属していない普通の電池でした。

サイズが小さいので、火災報知器にはいらないか..。と気になりましたが、設置してみたところサイズは小さいですがうまく電池ボックスに入ったので使えそうということでケーブル付きの電池に作り直すことにしました。

電池の自作

まずは、既存の電池についていた、スポット溶接されたケーブルのタブを外すところから始めました。

スポット溶接部分にカッターの刃をいれて取り外しました。

しっかりした電池で結構かために溶接されていました。

※この作業は+と-を短絡させるとショートする可能性があります。注意して実施する必要があります。電池がなくなったといっても電圧は2.7V程度ありました。

次に、新しい電池へのとりはずしたタブの溶接になります。本当はスポット溶接機を使って、タブを溶接して作るのがいいです。自分はスポット溶接機をもっていないので、ほかの方法を考えることにしました。今回は、アセテートテープが家にあったのでこれを使うことにしました。

以下のような感じで電極にテープで固定しました。

あまり推奨できる方法ではないですが、スポット溶接しなくても接続できました。

まとめ

火災報知器は、火災時の身を守る大事な装置なので、正規品で交換したほうがよいですが..

CR-2の電池で代替することができました。(テストボタンを押すと応答有。)

正規品と比べると容量が小さかったので寿命は短いかもしれませんが、安価に電池の交換を行うことができました。

すでに購入してから10年程度たっている製品なので安価に延命することができ助かりました。

もし、ほかにもスポット溶接をしないといけないようなときに溶接機を購入したら、次はきちんと溶接して確実に接続できるように修正したいと思います。

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