ToToの水栓トイレ(TCF9071E) ウォシュレット 一体型便器ZG1 のタンクの水のたまりが悪くなりました。
タンクの上部を開けて水のたまり具合を見てみると、変なところから水が漏れていました。
これまで、リモコンが壊れたりしたので修理して使っていましたが、経年劣化が進んでいるようです
ダイヤフラムとは?
ダイヤフラムは、柔軟な膜状のパーツで、流体の移動や圧力の変換を制御するために使われます。ポンプやバルブでは、流体の隔離や圧力の変換において、またスピーカーでは音の再生において非常に重要な役割を果たします。ゴム、プラスチック、金属など、さまざまな素材で作られることが多いそうです。
ダイヤフラムの交換が必要なサイン
ダイヤフラムは長期間使用するうちに劣化していくため、交換が必要なサインに気づくことが重要です。以下のような状況が見られた場合、交換を検討しましょう。
- 動作不良: ポンプやバルブの効率が低下し、流体の移動が正常に行われない。
- 異常な音: 異常な振動音がする。
- 漏れ: 液体や空気が漏れている場合は、ダイヤフラムにひびや破れが生じている可能性があります。
- 圧力変動: バルブやポンプの圧力が安定しない場合も、ダイヤフラムの劣化が原因となることがあります。
交換に必要な道具
タンクのダイヤフラムを交換する際には、以下の道具を準備しておくとスムーズです。
- マイナスドライバー(水栓の栓を操作するのに必要です)
- 新しいダイヤフラム
今回は、以下のダイヤフラムを購入しました。
ToToのサイトに行っても補修部品がわからなかったので調べて購入しました。
ダイヤフラムの交換手順
1. トイレの元栓を占める
まず、トイレの止水栓を止めます。
2. タンクを開けます
ドライバーやレンチを使ってカバーやケースを外し、ダイヤフラムにアクセスできるようにします。
3. 古いダイヤフラムの取り外し
古いダイヤフラムを取り外します。プラスチックパーツなので、他の部品にダメージを与えないように注意してください。また、取り外した際に汚れや異物がある場合は、清掃を行います。
4. 新しいダイヤフラムの取り付け
新しいダイヤフラムを正しい位置に取り付けます。プラスチックの部品で固定されているので、割らないようにしっかりと締め付けてください。
5. 装置の再組み立て
分解したパーツを元通りに組み立てます。カバーを戻します。
交換したダイヤフラムは以下です。
左が古いもの、右が新しいものです。ほとんど違いは分かりませんでしたが、交換することで治りました。気持ち新しいものの方がゴムが厚いきがしました。

5. 交換後の確認事項
交換が完了したら、必ず装置が正常に動作するか確認しましょう。
- 動作テスト: 止水栓を戻し、ポンプやバルブが正常に動作しているか確認します。
- 漏れの確認: 水の漏れがないかを確認します。漏れがあった場合は、再度、締め付けを確認する必要があります。
- 安定性: 水が安定してでるかも確認することが重要です。
6. まとめ
ダイヤフラムは経年劣化する部品で水の流れをきちんとさせるためには非常に重要です。
今回、20年ほど持ってくれましたが、定期的なメンテナンスが必要になる部品のようです。
水道業者に頼むと出張料金などで結構かかると思います。自分でも手順に従って慎重に作業を行えば、簡単に交換することができます。
修理後は以下のように水の出るべきところから出るようになり、ダイヤフラムからの水漏れはなくなりました。
また、交換後の確認も忘れずに行い、装置の安全性を確保しましょう。
※プラスチック部品が多いので経年劣化で割ってしまうかのうせいもあるのでその場合は、おとなしく業者さんに頼みましょう。
ダイヤフラムが壊れたということは、排水弁などもそろそろ交換時かもしれません
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