水没した富士灯器のエアーポンプ FP-2000を手に入れたので、修理してみました。
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富士灯器のエアーポンプの状態
水没状態が長かったようで、開けてみると、アルカリ電池が入っており、液漏れし、内部が赤くなってしまっていました。分解の前に軽く洗浄しました。

軽く洗浄しただけでは汚れが取り切れず、まだアルカリ?の液体が残っていました。
※アルカリは体に悪いので、触れる際は注意した方がいいです。素手で作業をしたので指がつるつるになりました..。
清掃するために、完全にばらしました。電極やモーターも含めて完全に外すことができました
モーターやポンプ部分は向きがあるので、組み立てるときに注意しないとはまりません。マークを付けておいたほうが組み立てるときに間違わないと思います。

富士灯器のエアーポンプの修理のために購入した部品
水没しているので、モーターは使えなくなっているだろうと思い、モーターを購入しました。
モーターはこれのようです:


サイズなどは同じですが、軸が少し長いのと、上部に空いている、固定用の穴の位置などが異なりそのままでは使えなさそうです
※後述しますが、結局モーターは生きていました。内部まで水が入っていたはずなので驚きですが..
アナログな技術の部品はこういう時強いなということを再認識しました。

電気部品のさび落とし
電極などが錆びていたためさび落としをしました。
1lに対し、重曹:大さじ5杯、クエン酸:大さじ5杯、を入れた洗浄液を作って、その中にモーターや配線などをどぶ付けしました。その後、拭きとって完全乾燥するまで放置しました。
※乾燥するまでに電源を入れてしまうとショートする可能性があるので必ず完全に乾燥させる必要があります。
仮組と試運転
購入したモーターと古いモーターを、1.5Vの電池に直結してみました。
結果..。古いモーターが動きました。
当初水没後に、電池をつなぐと、一瞬動きすぐ止まりました。
また、水だけで洗って、乾燥させてもうんともすんとも言いませんでした。
ショートしたか..と思っていました。
上記の錆とり水につけて、乾燥させると動きました。運がよかっただけでしょうか..。
組み立て
最終的にもとに組み立てて動かすと無事動くようになりました。
ポンプの部品毎に向きがあるのに気づかず組み立てるのに苦労しましたが、気づいたら多少固かったですが無事組み合がりました。
モーターの黄色の配線と左下の+極の端子が折れていたのでこの2か所のみはんだ付けしてやれば治りました。

まとめ
富士灯器のエアーポンプの修理をしました。
洗浄から、不具合箇所の特定、修理、組み立てでだいたい7時間くらいかかりました。
人件費を考えると完全にペイしませんが、構造の勉強ついでに修理したと思えば、新品を購入するよりお得だった気がします。
Panasonicのエアポンプとほぼ同じ構造で、知識があったから多少楽でしたが、完全にばらして修理するのは初めてだったのでいい経験になりました。
エアーポンプは構造が単純ということがわかったので、壊れても治せそうなきがします。
(モーターも購入してしまったので、今度はモーターが壊れたら、タップなどを使って固定用の穴をあけるなど試してみたいと思います)
コメント
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