ニッパーやペンチなど、錆びて動きが悪い工具があったので、工具の錆び落としをしました。
可動部が錆びで固着してしまって、開かなくなってしまったペンチです。
これまでは、処分するしかないと思っていましたが、錆び落としできるのであれば再利用できます。

錆び落としに使った材料
重曹とクエン酸を使用しました。
錆び落とし
錆び落としのために水1lに対して、重曹大さじ5杯を入れた溶液を作成しました。
お湯を沸かすのもめんどくさかったので、水で試してみました。
お湯の方が洗浄力が強いらしいです。
- 重曹水に、工具を投入します。投入した状態で10分ほど付け置きします。
- その後、クエン酸大さじ5杯を加えます。クエン酸を加えると、泡立ち発泡します。
- 工具を30分ほど付け置きます。
- 工具を取り出し拭きます。
3から4を何回かやって、可動部の錆びを落としていきます。
最初は固くても可動部に溶液が浸透して少しずつ動くようになっていきました。

ある程度置いておくと溶液がさびで濁ってきます。

これで、ニッパーなど錆びて動きが悪くなった工具の動きが改善しました。
固着していた部分も付け置くだけでさびが取れてスムーズに動くようになりました。
後処理
綺麗になったとはいえ、そのまま置いておくとまた錆びます。
呉556を振って錆防止をしておきます。
まとめ
重曹とクエン酸で、錆び落としができる原理はよくわかりません。
ただ、確かに付け置きすることによって、錆び落としができました。
工具もスムーズに動くようになり、再利用ができるようになりました。
とは言え、刃先などはさび部分がへこんだりしているので精度はどうしても落ちてしまうと思います。
精度を必要としない作業で利用する場合は全然利用できます。
重曹とクエン酸で体にも悪くない溶剤で水に混ぜて付けておくだけで簡単にさび落としができます。
固着して動かないなどあれば試す価値はあると思います。
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