最近、バイクででかけることも多くなった。そうなると行先でフラッと釣りをしてみたい!
という欲求にかられます..。でもせっかく気持ちよくはしってるのに長いロッドケースを担いで走りたくない..。ということで、モバイルロッド(パックロッド)を自作してみることにしました。
材料
モバイルロッドの自作に使ったのは以下の材料です。
- 折れたルアーロッド(今回はシーバス用ロッドがあったので流用しました)
- インロー芯(フェルール)にする、折れた竿
- エポキシ接着剤

そのほかにも、加工用に以下の工具を使いました。
- のこぎり(ロッドの切断用)
- やすり、紙やすり(切断面の平滑化)
モバイルロッドの作成
前述の材料を使用して、モバイルロッドを作成していきます。
今回は4ピースロッドを作成することにしました。
- 切断
適当な長さにロッドを切断して、インロー継ぎにするように作成していきます。
※ここでの注意点は、オス側になる方はインロー芯の分だけロッドが長くなるのでそれを考慮して切断する必要があります。
※また、今回はそこまでやりませんでしたが、ロッドとロッドの間に、1cm程度のすきまを作って市販品のように仕上げる場合は、さらに1cm程度ロッドを詰めた方がいいかもしれません。
そのままインロー芯を入れると隙間ができなくなります。今回は失敗したため..オス側にエポキシ接着剤をぬって少し太くして隙間ができるように細工をすることにしました。 - インロー芯の切り出し
竿と竿をつなぐインロー芯を作成します。
これも、カーボン芯を買えばきちっとしたものが作成できますが、今回はとりあえず作ってみるのを目的に、これも折れた竿のカーボンを流用しました。
太さが合わない場合は、やすりなどで削って太さを合わせこみにいきました。 - 切断したロッドとインロー芯の接着
切断したロットとインロー芯をエポキシ接着剤で接着します

モバイルロッド(パックロッド)の完成
これを2回実施して以下のようにモバイルロッドが完成しました。

パックロッドの自作
テスト
近くの海でテストをしました。
20gのジグと、3.0号の餌木を数投してみましたが、折れそうな感じもなく、うまくできていそうでした。
まとめ
通常の折れたロッドの修理と違い、ロッドの切断から入ります。この切断をミスすると後に引けなくなるので十分に設計して切断する必要があります。
また、基本的には折れた竿の修理とやり方は同じですが、雌側は接着していないので、抜けないように細工をしたり気を遣うところがありました。
今回廃材をしようすることによりほぼ無料でロッドをパックロッドかすることに成功しました。
次からバイクで遠征するときは、モバイルロッドもおともに連れて行って、ちょい釣りをして帰ってきたいと思います。
コメント
[…] モバイルロッド(パックロッド)を自作してみました。 […]