以前、原付Today(AF67)のバッテリー交換を行い、余った鉛蓄電池ができたので、Amazonのタイムセールで販売されていた、中国製の激安充電器を購入して充電してみました。
Amazonで購入した激安バッテリー充電器
Amazonで購入したバッテリー充電器はこちら
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Amazonのタイムセールで1,694円でした。
激安品にも関わらず、サルフェージョン除去のパルス充電機能までついています。
到着したのがこちら、充電器だけでなく、クリップまで付属しています。
クリップだけでも電気部品屋で購入すると400円くらいするのでお得です。

鉛蓄電池(台湾ユアサ:YTX4L-BS)の充電
充電したのは、前回取り外した、台湾YUASAのYTX4L-BSです。
3.2Ahで、充電器は4Ahから対応のようで少し容量が小さいですが試してみました。
(※日本語マニュアルでは4Ah~でしたが、英語マニュアルでは2Ah~の記載もありました..)

さっそくサルフェージョン除去のためパルス充電をしてみました。
サルフェージョン除去の方が流す電流が小さいようで、容量の小さいバッテリーには優しいそうです。
充電中、充電器からきちんとパルスが発生しているようで…良くも悪くもスピーカーにパルスノイズが乗りました。(ノイズが出るのは良くないですが…パルス充電していることは間違いなさそうです。ただ可聴域なので周波数は低そうです)
約2時間ほど充電してみました。
充電完了
約2時間充電し、充電後すぐに電圧を図ると13.4Vほどありました。13.8V程度で充電するようです。
スタートの電圧が12.2V程度だったため、充電はできています。

その後約、1日放置すると電圧が安定し12.4Vとなりました。
約0.2V回復しました。パルス充電の効果なのか、放電された分が回復したのかはわかりませんが、確実に充電はできる製品ということがわかりました。
充電の特性曲線
せっかくなので、2回だけですがパルス充電とフロート充電を2回ずつ実施した後の放電特性の測定をしてみました。暇つぶしレベルなので、測定間隔の違いには目をつぶってください
2回ずつの測定の結果以下のような特性となりました。
パルス充電のあとフロート充電を行うと、少し特性が落ちる
再度パルス充電を行うと改善する。(1回目よりも2回目の方がキモチましでした)

参考:12V鉛蓄電池の容量特性
解放電圧と残容量の関係は以下の関係の様子
OffGrid 鉛蓄電池の解放電圧から容量を求める : 七転び八起き太陽光発電所(9.01kw+独立系1061W+α) (livedoor.jp)参考
今回の充電でだいたい、残容量の75%程度まで回復した感じか…。

まとめ
充電後の放電特性は2回しか測定していないため、サルフェージョン除去機能がどれくらい聞いているのかは?な状態ですが充電器としては充電できているので利用できそうです。
(サルフェージョン除去はもしかすると、充電中(電流がながれないと)でないと効果がない可能性もあるため、再度放電された後にテストしてみたいと思います。
蓄電池の容量低下の原因として、サルフェージョンが挙げられるそうなのでもしこれで改善できるのであれば、電池も長く利用できそうです。
※蓄電池の電圧が降下するとサルフェージョンが推進されるそうなので、適度に補充電することも重要なようです。
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