コマンドの実行を画面に表示するかどうかを切り替える。
たぶん、都度画面に表示されるのがうっとおしいとか、セキュリティ上表示させたくないとかの場合に利用する。
echo on echo off
「echo on」と実行するとエコー機能が有効となりコマンドプロンプトやコマンドの実行について画面に表示される。
デフォルトはエコー機能が有効。
「echo off」を実行するとエコー機能が無効となりそれ以降に実行されたコマンドは画面に表示されなくなる。
echoコマンドはバッチファイル内で何回でも使用可能。ある範囲だけエコー機能を無効にするといった利用も可能。
例:
echo off cd c:¥cdtest cd
バッチファイルを実行すると次のように。
「echo off」が実行された以降に実行されるコマンドは画面に表示されない。
また「echo off」が実行された後であっても、コマンドが標準出力に出力する内容はそのまま画面に表示される。
なお「echo on」や「echo off」が有効となるのは、その次の行から。その為先ほどのサンプルでも「echo off」というコマンドが実行されている部分は表示されていました。「echo off」自体も表示させない場合は「@」を先頭につけて下さい。
バッチファイルを次のように変更してみます。
@echo off cd c:¥cdtest cd
バッチファイルを実行すると次のようになります。
これでどのようなコマンドが実行されているのかが完全に表示されなくなりました。
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